人を動かす
人間関係で悩んでいるあなたへ一言。
他人と過去は変わらない、変えられるのは自分と未来
すみません、もう一言。
今すぐ「人を動かす」を読みましょう。
この本は「人を動かす」という題になっていますが、カーネギーさんが伝えたいことは突き詰めれば、周りを変えたければあなたが変わりなさい、ということだと私は思います。そういう意味でこのような書き出しにしました。(自分にも言い聞かせてます・・・)
人間関係で悩むということは、相手の行動や言動が自分の考えとうまく合わないから起こると考えてもよさそうです。つまり、人間関係をよくするためには相手の考え方を知る必要があり、その次に自分がどう行動するべきか考える必要があります。
この本では、具体的に、かつ豊富な例とともに人間関係に対する考えを紹介しています。少し古い例もありますが、その効果自体は衰えることなく発揮されるものと思われます。カーネギーさんの本の特徴は何と言っても、実体験に基づいた話がこれでもかと盛り込まれていることでしょう。ただ単に自分の考えを書くだけでなく、実際にあった出来事も一緒になっているのです。不思議なことに、自分でもやれそうな気がしてくるんですね(笑)
やれそうな気がしてくるのですが、それだけではいけません。本文中でも読むだけではなく、行動に移すことが大事だと述べられています。私に限らず読者にとってはここが一番のポイントでしょう。読むだけならだれでもできます。行動に移せるか?当然失敗もあるでしょうが、人間は失敗を重ねて成長していくものです。